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Infrared笹倉猛見 2016年09月28日

本当に写真好きですが、カメラやレンズの方がもっと好きかも知れない笹倉です。

皆さんの中にもは赤外線写真と言うものを耳にしたことがある方はいらっしゃると思います。フィルムカメラ全盛の時代は、量販店には専用のフィルムがごく普通に売られていて身近に感じる物でした。ただ実際にはピント位置が異なったり正確な露出値を得ることが難しかったりで、実用となると敷居の髙い物でもありました。

今売られている一般のデジタルカメラは赤外線を関知できなくなっているため、残念ながら赤外線写真を撮ることは出来ません。しかし、ライカのMモノクロームと言うカメラはモノクロ写真(白黒写真)しか撮れないのですが、そのセンサーは赤外線域にも感応するため赤外線写真が撮れるのです。

写真は庭の白とピンクの薔薇。IRフィルターという可視光を完全に遮断するフィルターをつけて撮影しました。こうすることで赤外線写真を撮れるのです。

面白いのは、ピンクはまだ解るのですが、深い緑色がかなり明るく映ることです。これは葉の中に赤外線を良く反射する物質が含まれているから起こる現象です。人間の目は赤外線を関知しないため、植物の葉も他の緑色とほとんど同じように見えるのです。

ところでデジタルカメラというと、背面のモニターを見ながら撮影する姿を想像しがちですが、赤外線撮影ではIRフィルターを装着しているのでライブビューモニターを見ながらの撮影は出来ません。(わたしのMモノクロームはCCDタイプなので、もともと背面ライブビューは出来ないのですが・・・)
当然、カメラの露出計も正確な値は示すことは難しく、上がった写真を見て露出を決めるのが近道になります。
さらにピントの位置もやはり可視光とは異なるので、若干のズレが出てきます。こちらも撮影後のデータを見ながら設定し直すという試行錯誤をするわけです。大抵、三脚は必須となります。

この写真は50ミリのズミルックスASPHで撮影したものですが、なんと開放です。フィルム時代、赤外線撮影と言えばピンぼけのリスクを避けるため、このディスタンスで開放は非現実的でした。

こちらは空。綺麗な青空を写した物ですが、青は赤外線を発しも反射もしないのでほぼ黒に写ります。反対に雲は赤外線を良く反射するので、肉眼より遙かに白く映ります。

古い物も新しい物も、面白い物は好きな自分です。

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